しっぽ

ニュアンスでしかない

超特急のライブに行ったら初乗車のような感覚に陥った話

今思えば笑っちゃうくらいではあるけど、人生に絶望して、生きていくことが嫌になってた時に、たまたま出会った超特急に生かされ、初乗車を果たした日から早くも半年以上経ってました。

あの時の初乗車ブログ。めちゃくちゃ沢山の人に読んで貰えて嬉しかったです。
私の書いたブログを引用して『分かる』って言って下さったり、一つ一つに共感して下さったり。
一番面白かったのは私が超特急への気持ちが強すぎて「東京ドームに行けないって言うなら私が建ててやる」と言ったばかりに、先輩8号車様たちが『何故今までその発想に至らなかったのだろう』『超特急のために東京ドーム建立してくるか』など言って下さった時は、爆笑したのと同時に穴があれば入りたいレベルでした。『救われた』と言われた時はこっちのセリフなのに…と思い、泣きました。

でもいざとなった時は東京ドームは建てるつもりなぐらい、私は超特急に対して激重感情を抱いていますので、その時が来た時はご協力お願い致します。

個人的には初乗車するか悩んでいた時に5推しの方の初乗車ブログをたまたま読んで、悩んでいてもしょうがない!行くか!と思わせてくれた、そんな命の恩人とも言えるレベルの方にも読んで頂いていたことが分かった時は、手汗が酷すぎてスマホを落として、保護フィルム割りました。それぐらい嬉しかったです。本当に有難うございました。






あれからというものの、ジャニオタのアイデンティティは多分崩壊しました。一気に現場に行かなくなった感は否めなくなりました。まぁ推してたグループが1つは事務所退所、もう1つはチケット取れなさすぎてもう気持ちが続かない、また他のところはメンバーの1人が活動休止中なのでグループ活動が少し停滞しているのでしょうがないと言えばしょうがないのかもしれないですが。

そんな感じで自分のオタクの円グラフを作るとしたら、4分の3が超特急になりつつあるぐらいなんですが、まぁ情報量が多いな?!って毎日驚いてます。
なんせメンバー個人のSNSがあるから、毎日何かしらの事件(?)が起きているイメージがある。
そもそも個人SNSがあるということが私の中では衝撃で。ジャニーズも今でこそ、インスタやってる人もいれば、Twitterやってる人もいますし、TikTokをグループアカウントで持ってるところもありますけど、あれ全員持ってる訳ではないのでやっぱりそこは凄いな?!って思っちゃうんですよね。
それにブログは無料だし。課金させて?!ってちょっと思った。ジャニーズは課金しないとブログは読めません。

後、生写真。マジであれは未だに困惑してる。ランダム文化に触れてこなかった人間からしたら、買っても買っても推しが出ないのは発狂する。推しの、この写真だけを何枚も積ませてくれよ?!って思ってしまう。
でもランダム文化だからこそ生まれる交流もあって、それが長年の付き合いになるのかもしれないので、8号車の輪が広がるという点では必要なものなのかなーと思ったりもしてます。
でもランダム系に関しては、自分なりのルールを作って購入していかないとキリが無いなって思ったので、今後も長く8号車をやっていけるための限度をちゃんと設けて、息の長いオタクを目指します。






そんな感じで自分なりに楽しく8号車をしていたのですが、今回のB9ツアーは大阪両日とまだですが8号車の日に乗車します。休み取るの頑張った。
未だに休み取るのめちゃくちゃ恐怖なんですが、今回も恐る恐る言ったら、たまたま上司の機嫌が良くて『有給にする?』と言われたので即返事しました。有給でライブ行くの最高。

今回もこの日の為に美容室行ったり、仕事上ジェルネイルとかは出来ないけどポリッシュでユーキさんのイメージカラーでもある赤を塗ったり、仕事も完璧に終わらせたり。やっぱライブに行くってこういうことだよな〜って凄く思って。これがあるから楽しいし、これがあるから仕事頑張ろうって思えるし。やっぱ私はこの瞬間のために仕事してんだよって改めて思えたし、それが出来る環境の仕事をしていきたいなって思った社会人の鏡でなさすぎるクソ大人になったりした。笑





そろそろ本題に触れます。
なぜ今回ブログ書こうと思ったと言いますと声出し現場だった。これです。

前回の初乗車だった新世界は声出しは出来ない現場だったので、ペンライト芸だけ出来てれば何とかなったんですよ。まぁチケットを一般で取ってたので、例え出来て無かったとしても悪目立ちしなかったし。

でも今回はペンライト芸&声出し&夢8で取ったチケットだから周りは歴戦の猛者しかいない。
いやーーー終わったなーーーーと最初は思った。
ましてや9人体制での声出し現場。昔のライブ映像を見ても、ここは定番のコールなどは分かっても名前を呼ぶ系はどうすればいいのか分かんないし……結局ぶっつけ本番ってこと?!とハチワレ状態(ちいかわ)になった。

とりあえず初日が終わって即セトリ調べて、コールする曲を確認して、それだけを徹底的に頭に叩き込むという作戦で挑むことにした。そうしないと無理だった。






そうこうしているうちに大阪初日当日になってた。
暑いの超絶苦手なのにタカシくんプロデュースの生写真のためなら並んでやる…とぼっちで並び、無事ゲットしてニマニマしながら気づいたら会場入りの時間に。

この前の新世界の時は、何が何やら分からなくて、何よりを行き慣れている大阪城ホールなのに違う空間みたいで楽しさ半分不安半分という、最早恐怖という感情が近い中だったけど、今回は楽しさが優勝していて、「私は今、超特急を見に来ている!楽しい!嬉しい!幸せ!」という感情で舞い上がっているというか。
やっぱりこんなにライブに行き慣れているのに、こんな感情にさせてくれる存在は超特急だけなのかもしれないと少し思った。

声出しであることに不安がないかと言えば、それは嘘になってしまうのだけど、それ以上に超特急のライブを見れることに対してのプラスの感情が強くて不安を感じなかった。それぐらいだった。



影アナから(というより、最早OAのICExちゃんから)声出しをしているというか、笑い声が普通に飛び交っている感じに、なんかもうそれだけで泣きそうになって。なんかこういう8号車たちの声を超特急に届けれるってなんて幸せで、平和で、愛おしいんだろう…と思った。ど新規のくせに、この空間を届けれることが出来て本当によかった…長い道のりだったな…と何故か思ってた。



メンバーが登場してMORA MORA→KNOCK U DOWN→Beasty Spiderときてこの時間が来た。
そう、Kiss Me Baby。

5推しとしては、Beasty Spider→Kiss Me Babyの流れだけでお値段以上だし、お腹いっぱいではあるんですけど、もうこのキスミー。凄かった。
何ってキスミー、毎度毎度イントロ来た瞬間の歓声えぐいんですよ。絶対に歓声が上がるんです。急に会場の温度がブワッと上がるんです。その後の「Kiss my lips\ユーキ!!!!!/」のボルテージの高さが凄くて、冗談抜きで会場の空気が揺れてて、超特急のライブに来てる!!!とより一層感じれた。未だにこの感覚が忘れられなくてたまに身震いしてる。

私としてもこの「Kiss my lips\ユーキ!!!!!/」が言えたことが嬉しくて、何かようやく8号車になれた感覚になれた気がした。
新世界の時にペンライトを振ったことで、超特急のエネルギーの一部になれた気がしたと書いた記憶があるけど、コールを今回したことでその感覚がより一層強くなったというか。

他の曲だって、No.1やるって知った瞬間「ユーキがNo.1!!!」が出来るじゃん!言えるじゃん!とワクワクしたし、Burn!で「カーイ!リョウガタクヤ!ユーキ!シューマサアロハル!タカシやでー!」と言えることも、超アバで「ユーキのせい!」と言えることも「リョウガのせい!」と言えることも、バッタマンで「ハルくん出番だー!!」と言えることも、全部全部嬉しくて。他にもあったけど忘れた。でも何か憧れてたことを体験させて頂けた感覚で、え?いいんですか?声出していいんですか?と戸惑いも少しあった。

でもコールをするとより一層、超特急のライブに来た!という感覚が増したというか、超特急のライブってコールがあって完成するんだと感じた。
タイトルはそういう事。初乗車ではないけど、コールのあるライブに行ったことで、超特急のライブって8号車の声があって完成するし、そういう意味ではこれは初乗車だ……と感じた。

個人的な話をすると、私って本当に文字通り超特急に命を救われたと思っていて。超特急が命の恩人なんですよ。超特急にたまたま出会えたから、今生きてると思っているし、超特急がいたから元気だし、笑顔で過ごせてるんですよ。だからこそバッタマンで『笑顔をくれる\超特急ー!!!/』と言えたのは本当に嬉しくて。今、この文章を打ちながら思い出してガチで泣いてる。それくらい、笑顔をくれる存在の超特急に声を届けれて良かったなて思ってる。



もう今回のツアーの書きたかったことってこれなんですよね。コールをすることでより一層8号車になれたというか、8号車として身を置こうって、自分の中の意思が固まったというか。今更かいと思われそうだけど。

それぐらい一員になれたんですよね。

新世界の時以上に、超特急に愛を届けれたし、8号車の一員になれた。憧れていたあの空間を作り出す一部になれた、そんな感覚が強かった。





2桁号車のセンター曲もそれぞれめちゃくちゃ良くて。

マーセンターのKNOCK U DOWNは、そうくるかと思ったけど。
マーってやっぱり掴みどころがないというか、予想外で規格外で、本当は何を考えているのか読めないというか、多分フラットでニュートラルなんでしょうね。多分一生、本当のマーを知ることは出来ないんだろうな。ある意味トリッキーで、自信に満ち溢れていて、確固たる意志を持ってステージに立っている感じ。まさにこの曲そのものだなーと思った。マー、こういう曲似合うね。ゴリゴリに強くてかっこいい曲。低音系?

アロハセンターのWinning Runはサクセスストーリー駆け上がってるアロハそのもので、わっかる〜と感じた。
『Catch me if you can(=捕まえれるもんなら捕まえてみな) 止められないタイプ』とか『“I’ve had along run of bad luck”??(=不運続きだった?) そんなの冗談』とかめちゃくちゃ曲調と違ってつよつよ歌詞が組み込まれていて、この感じめちゃくちゃ超特急〜と私は感じたし、アロハそのものじゃん!と凄く感じた。
ノリが良くてグルーブ感強めの楽曲に反して、言ってることは強くて、それをあっけらかんな雰囲気で言ってるけど本心は…?なんてアロハすぎて、この辺りからこれ考えたやつ誰だよ……金一封送らせろよ…と思ってた。

ラキラキセンターのハルは……もう本当に…。
ラキラキって超特急お得意のやつじゃないですか?明るくてポジティブな『陽』を纏った曲だけど、それが逆に眩しすぎて涙が出てくるやつ。ラキラキもその通りで聴く度にちょっとうるっと来るけど、生で見ると本当に涙出た。
ハルって底無しに明るくて、自信に満ち溢れていて、怖いもの無くて(もしかしたらそう見せてるだけなのかもしれないけど)、無敵で、眩しすぎるくらいの光を放つ男の子だけど、若いからこその儚さが私の中のラキラキそのものだったんですよね。

やっぱ like a superstar? 超特急!
スピードアップ! 奇跡さえ超えて宇宙に
笑っちゃうくらいに 叶えようよwith me
大きすぎる夢 胸張って掲げよう

ここ、超特急そのものじゃん?超特急の歴史じゃん?と思ったら、ラキラキって誰かに向けた(=8号車)応援ソングでありながらも、超特急が歌う超特急への応援ソングなのかなって思った。ハルって本当に凄い。




客降りも冗談抜きで近くて、個人的に面白かったのは激おこでユーキさんのお立ち台が割と目の前で、無理泣きそうどうしようやだってなってたら、目の前をとんでもないスピードでカイくんが駆け抜けて行った時は涙も引っ込んだ。風を感じるレベルでカイくんが駆け抜けてた。あの時のカイくんは瞬足履いてたと思う。コーナーで差をつけろ。




あと触れることといえば、サマラブ。
私、超特急に興味を持って、ライブ映像見たいなって思った時に買ったものがEUPHORIAツアーでして。
その時にサマラブ聴いて、めちゃくちゃ可愛い曲!いつか生で見たい!と思ってたので念願叶って本当に嬉しかった。思い入れのある曲が見れるってこんなに嬉しいんだ。
夏大嫌い人間で、本当に暑いの無理なんですけど、アイドルの夏ソングはめちゃくちゃ好きで、アイドルの夏ソングを聴く為だけに夏を迎えて入れてる部分あるので、その中にサマラブが仲間入りしたのが嬉しいし、最早サマラブ知らなかった時にどう夏を乗り越えてきたか思い出せないレベルでサマラブに狂わされてる。










今回もゴリッゴリのぼっち参戦で、隣の人に迷惑かけたらどうしよう…と勝手なる被害妄想を繰り広げていたけど、2日目に隣にいたアロハ推しのお姉さん(紫も持ってたから陰陽推しだったのかな、センスありすぎる)が可愛すぎて、ICExちゃんのパフォーマンス終わった開演5分前に声掛けて、生写真を無理やり押し付けたのは私の中の成長のひとつだった。
「アロハくん推しですよね…?昨日の生写真お持ちですか?余っているのでもし良かったら…」と声掛けたら、めちゃくちゃ喜んで下さって、嬉しさのあまり、B9前半戦の会場限定の余ってるやつも無理やり渡しちゃったけど、Twitterやってるか聞けなかったから、もしこれを読んでいたらご連絡下さい。






私、ゴリッゴリにジャニオタ(というよりJr.担)をしていた頃って、楽しいんだけどどこか苦しかったというか。ライブ行くとめちゃくちゃ楽しいし、終わった時も多幸感に満ち溢れてはいるんだけど、どこか飢えているというか、苦しくなる時があって。
何でこんなにも私の担当は最高なのに報われないんだろう、どうしてなんだろう、どうしてこのステージに担当は立ってないの?って思うことが多く、そんな担当が売れたら売れたで、チケットが取れなさすぎて、どうしてこの瞬間を私は目に焼き付けれないんだろうと、もう軽く負の連鎖に陥っているなって自分のことなのに冷静に判断していて。
なんというか、はっきり言うと楽しそうにはやってなかったんですよね。

楽しく推し活するってなんなんだろう、と分からなくなってきて、体調もどんどん悪くなる中に出会ったのが超特急だったわけで。私は超特急で、誰かを推すことに対する適切な距離感を学び直している感じなんですよ。
それがあまりにも楽しい。

もう出会って6年、7年経つようなTwitterで知り合った友人には『今までで一番楽しそう』と言われて、そっか…確かに今までで一番楽しいのかもしれない…と思ったりもしてる。






そういう意味でもこのB9で自分の気持ちを見つめ直して、改めて私は8号車になれたなって思った。










次の8号車の日はどんな景色を見せてくれるかな。
今年の冬はどうなるかな?休み取れるかな。(マジでそこ)
変わらず私はいざとなったら東京ドームを建てる気持ちで応援してるし、超特急を傷つけるものが現れたら、それが例え国家権力だとしても逆らうつもりだし、反逆者にだってなるよ。覚悟しといてね。

多分もうブログ書くことないと思いますけど、最後に何とも言えない決意表明が出来て良かったです。




ここまで読んでくださり、有難うございました。








そういえばなんですけど、2日目の時にシューヤくんの生写真コンプして、これは推せという神様からのお言葉…?と思いながら会場入ったら、帰る頃にはチャコールのペンライト手に持ってたので、ガーデンシアターは3色で挑めるのか検証します。笑ってくれ。