しっぽ

ニュアンスでしかない

超特急に救われたんだなと思った話

お久しぶりです。
重い腰を上げて、はてなブログを書こうと決めました。
それくらい書きたいと、この事を言葉にしたいと思ったから。
暗い部分もあるかも知らないですが、なるべく明るく書こうと努力したので良ければ読んで下さい。笑







しがないジャニオタとして生きてきて早10ほにゃらら年。ジャニオタであることが、最早アイディンティとなってた気がする。
ジャニオタをしていない自分が信じられなくて、仲のいい友達がどんどん他の界隈に流れていく中「いつまでオタクするんだろ〜〜笑」って冗談混じりに言いながらも、一生ジャニオタなんだろうなって心の中で思っていた。

そんな私も社会人になった。

最初はコロナ禍ということもあり、現場はほぼオンラインだったので特に問題なく過ごしてた。有観客が再開されるようになっても、それなりに楽しんでいた思う。

しかしそれも段々上手くいかなくなっていった。

人手不足により仕事はハードを極めていくようになり、時間もろくに取れない。休みを休みと思えなくなっていった。アウトプットどころか、インプットすら出来なくて、色んな情報が手から毀れていく。
世間から置いてかれている感覚がした。そんなことないのに。

それでも推しが好きで、推しを見たくて、チケットを申し込むもろくに当たらない。当たっても行けなくなって、ドブに捨てたチケットは何枚あるのだろう。最終的に行けても、その休みを取得するのに一悶着が付き物で、いつしか心の底からワクワクして行けることが少なくなった。
社会人なんだからしょうがないと割り切ったつもりだけど、どこか言葉に出来ないモヤモヤが溜まっていく一方だった。
それだけじゃない。オタク同士の醜い争いや、押し付けてくるような購買運動、最早オタクが嫌いになってた。
オタクが嫌いすぎてSNSを見ることを遠ざけていた。

余計情報が追えなくなる。負のループに陥っていた。

そんな生活を半年くらい続けた。




突然糸が切れた。

何を見ても楽しいって思えなくて、愛想笑いみたいになった。推しを見て「可愛いね」なんか言うけど、辛い気持ちが強くなってきてた。
事務所のゴタゴタもあり、私はこの人達を推してて「楽しいな」という感情を持ちたいのに、全く持てなくなっていた。
これは終わりの時がきたのかな…なんて思っていたある日。

本当に体調を崩した。
呼吸困難状態で咳が止まらないし、喉は痛すぎて声もろくに出せない状態だった。これでコロナじゃないんだから信じられない話。

起き上がることすら体力消耗するからと、布団から一歩も出れなくなっていた頃。天井を眺めながらあまりにも暇すぎるから何か見ようかと思い、YouTubeを開いた。





【リスペクト企画】「ち」ではじまる食材だけで〇〇してみた! - YouTube
何故かこれを勧められた。YouTubeに何故かこれを勧められた。

あー、超特急かー。1回スタダのアイドルに触れてみたかったしいい機会かなーと思い再生ボタンを押した。
これが私の始まりだった。

何これ可愛い。
大人たちが鍋の具材でキャッキャしてるだけなのにめちゃくちゃ愛おしいな???なんだこれ???となった。

続け様に勧められたこれも見た。

【確率720分の1】超特急担当カラー揃えるまで帰れま10!!!【歓喜と地獄】 - YouTube

やばい可愛すぎる。
やっていることは至ってシンプルなのに、シンプルだからこそ仲の良さが伝わる…めちゃくちゃいい人達なのが分かる……ていうか疲労困憊すぎてテンション狂ってキャッキャしてるのめちゃくちゃ可愛いやん。キャッ特急やん。(はい?)


他にも見たい、もっと知りたいと思ってDance Practiceにも手を出した。これが完全に沼に足を突っ込んだきっかけとなってしまった。


超特急「Добрый день」(ドーブリジェン)Dance Practice - YouTube

え、めちゃくちゃ上手すぎる。何これ。え、今まで知らなかったの後悔する。何これ。
私の今の推し達、基本的にダンスを見て好きになってる人たちばっかりなので、超特急のダンスの強さに軽く後悔した。もっと早く知るべきだった。

起き上がるのもしんどいレベルだったのにいつの間にか正座でひたすら超特急を見ている自分がいた。それくらいワクワクしたのだ。

とにかく調べた。彼らの今までを知れる限り調べた。
そういえば昔、高校の時に超特急好きな同級生いた気がしたのもあって、超特急のことを全く知らない訳でもなかった。カイくんと、リョウガさんの事だけは認知していたし。*1



超特急「Believe × Believe」MUSIC VIDEO - YouTube
この曲に異様に覚えがあるから、やっぱり同級生に超特急好きな人いたのだろう。サビのあのビリビリポーズ(っていうのか知らないけど)凄く覚えてる。この為にMV見直したら、コメント欄に『衣装凝ってんのに靴がコンバースとかなの笑う』ってあって大爆笑した。


TikTokとかも大体見て分かったことは
私、ユーキさんめちゃくちゃ好きだわ
だった。ダンスが好きすぎて、気づいたら目を追ってるし、パフォーマンス中は意味が分からないくらいカッコいいのに、普段はドジっ子でめちゃくちゃ可愛いの本当によく分からない。理解が追いつかない。情報量多すぎ。漫画か。憑依型パフォーマー過ぎて、一分一秒見逃すのが勿体ないと思ってしまった。身体の使い方だけではなく、表情、呼吸すら強さを纏っていて愛おしくなった。


【CHOREOGRAPHY】超特急「Beasty Spider」Dance Practice - YouTube
見た瞬間鳥肌立った。これを全人類知らないとか損してる。タカシくんがバチバチに踊ってて、それが遜色ないのが怖すぎる。この人バックボーカルナンダヨネ???タカシ無限の可能性すぎる。



BULLET PINK「Guilty」MUSIC VIDEO - YouTube
ダンスが割とハードでウケた。それヒール履いて踊っていいダンスか?と真面目に思った。ユーコ可愛すぎる。バレピ、新メンちゃん含めて復活してくれ。



超特急「CARNAVAL」MUSIC VIDEO【超特急が世界を!元気にします!】 - YouTube
私の出勤テーマソング。1日1CARNAVALしないと気が済まない身体になった。手っ取り早く元気になれるし、あまりにも曲が明る過ぎて口角が少し上がるからめちゃくちゃいい。本当に大好き。サムネから元気になれる。


 
 
そんなこんなで割とすぐ仕事復帰したけど、本調子でなく変わらず咳は続くし、すぐ息が上がってしまうし、何より残業が酷過ぎて戻って早々心が折れそうになってた頃。


超特急「Burn! 」Dance Practice (新体制バージョン) - YouTube
これを見て大号泣をかました。一人洗面台に座り込んで見ながら泣いてた。こんなに『キラキラ』という言葉が似合うグループいるのだろうか。元気で、騒がしくて、カッコよくて、私には耐えられないくらいの眩しさだった。
タカシくんとシューヤくんが歌う

振り切った限界をまた乗り越えて
僕は強くなる 諦めたくはないから

があまりにも強くて、涙が止まらなくなった。
ダメだ、私もこの人たちに似合うくらい強くならなきゃ。人生を諦めちゃダメだ。そう思わされた。
まぁ今の仕事は流石に辞めるべきだなって思ったので、程々にして辞めようかなっては思ってるんですけど。(マジか)
 
 
 
 
ここまでが11月下旬の話。
この後、猛スピードでライブグッズを通販し、近所のHMVまで行って適当にライブ映像見繕って購入した。ライブも休みが案の定怪しすぎるので、自己責任という形で一般で買った。もし行けなかったとしても他人に迷惑かからないし。

ファンクラブは入るかずっと悩んでいたけど、ユーキさんの生誕グッズが決まった瞬間入ってました。オタクのスピード感怖い。だって、ユーキさんがロイドさんなのが悪い。


推しはいつだってかっこいいのは旧石器時代から決まってます。(嘘)
 
ぶっちゃけ今も生きてるのしんどいし、あー明日なんか来なきゃ良いのにって思う時しかないし、職場燃えろとか毎日言ってるし、休みの日でも気持ちが休まってないし。負のオーラ全開なことに変わりはないし、帰り道は涙がとつぜんでてくるけど。でも超特急は間違いなく私を救ってくれた。超特急がいなかったら、私は多分戻って来れなかったと思う。

過去の超特急を知れば知るほど、もっと早く知りたかったって思うし、でも知らないことが沢山出てくるこの新規特有のハイな感じも楽しくて仕方ない。何よりこのタイミングで出会うべくして出会ったんだと思ってしまうくらい、ベストなタイミングで手を差し伸べてくれた人達が超特急だった。
 
 
 

超特急「a kind of love」MUSIC VIDEO - YouTube

a kind of loveに

僕らなしでも世界は 必ず回り続ける
それでもね 僕には君が必要なんだよ

とあるように、多分私がいなくたって世界は普通に回るし、仕事は滞らないし、誰も困らないと思う。(親は悲しむだろうけど)
それぐらい人って他人を見てないし、気にしていないし、私は世界というパズルの1ピースにも満たないようなちっちゃい存在なんだと思う。
だけど超特急が『必要なんだよ』って言ってくるから、必要なんだなと思えるし、それくらい私にとっても超特急は必要な存在になった。

超特急を知らなかった世界も色々あってもそれなりにハッピーだったけど、それでも超特急のいる場所が居場所。



とは今はまだ言いきれないけど、そう思っていきたい。

まだジャニオタは続けていくと思う。推しが東京ドームで単独してそこでペンライト芸に参加しないといけないし、推しがデビューして店頭にCDが並ぶまで死ぬ訳にもいかない。やっぱり自分のアイデンティティを捨てることは不可能だ。
だけど、それくらいの気持ちで、熱量で超特急を応援したいと思う。

超特急が私を救ってくれたのだから、そのお返しをしたいと思います。許される限り。





以上で、自分語りを終わらせていただきます。

このブログを書き終えた頃、新世界のグッズ来たんですけど、写真がランダムの世界も初めてすぎてどれくらい買うものなのかも分からなくて適当に5セット買ったんですけど、タクヤさんのとある写真が異様被りしたので、誰か交換して下さい。ほかの写真でもいいです。DMください。ユーキさんを恵んでください。(ブログで懇願するな)

次書くとしたら初乗車の時かなと思います。その時はもうちょっとふざけて書きたいです。書かないかもしれないですけど。




ここまでご拝読頂き、有難うございました!



12/26追記
初乗車ブログ書きました!




*1:カイくんはドラマなんだけど、リョウガさんは何故知ってたのかは分からない。でもガリガリでインキャっぽい人って認知してた。インスタ開設した当初、よく見てたし。謎。